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リフォーム2025.09.25By 山田 結衣
リフォームで叶える、築40年の家の『次の50年』
『築40年の実家を、両親が亡くなったあと、自分たち家族の住まいとしてリフォームしたい』。当社のリフォーム相談で最も多いご相談の一つです。築40年の家は、親世代が一生懸命に建てた、家族の歴史が詰まった大切な建物。それを壊して建て替えるのではなく、現代の暮らしに合わせて再生しながら、これからの50年も住み続けたい――そんな想いに、私たちは全力でお応えしたいと考えています。
築40年の住まいをリフォームで再生する際、優先順位を間違えると、せっかくの予算と労力が無駄になりかねません。本記事では、当社が15年以上にわたって手がけてきた古家リフォームの経験から、本当に大切な3つのポイントをお伝えします。
第一に『耐震診断と耐震補強』。1981年以前の旧耐震基準で建てられた建物は、現行基準と比べて耐震性能が著しく低い場合があります。耐震診断を行い、必要に応じて耐震補強を施すことが、家族の命を守る最大の投資です。
第二に『断熱性能の向上』。築古の住宅は断熱材が薄い、もしくは入っていないケースが多く、夏暑く冬寒い住環境となっています。窓の断熱化、天井・壁・床への断熱材追加で、住み心地と光熱費が劇的に変わります。
第三に『水回り設備の更新』。給排水管、ガス管、電気配線は40年経過すると寿命を迎えます。表面的な仕上げだけでなく、配管・配線の更新までを含めた『フルリノベーション』が、安心して長く住むための条件です。